モア・ペットクリニック 渡邉康人院長にインタビュー
・飼育相談
・健康チェック
・爪切り
・肛門腺絞り
※ この画面を印刷して医院までお持ちください。
”縁が縁を繋ぐ。動物病院はそんなものだと思っています。”
獣医になることは小さい時からの夢だったんですか?
小学校の時の夢は獣医とパイロットだったんです(笑)
その時は獣医と同じぐらい飛行機やバスの運転手になりたかったですね。
それからどのように獣医の道に?
学校は中、高一貫校だったんです。
中学の時に今後どんな学科があるのかを教えてもらった時に、「獣医学科」というものを見つけたんです。
そこで初めて獣医学科の存在を知ったんですか?
そうですね。
「獣医」というものがあることは知っていましたけど、なるにはどうしたらいいのかわからなかったので、そこに行けば獣医になれるんだ!って俄然道が拓けた感じでした。
それは何年生の時に?
中学2年の時でしたね!
「将来を意識して本気で目指そう」になったんです。
でも成績は下から数えた方が早かったので「獣医を目指す!」って言ったら、親にも担任にも「まぁ~まぁ~まぁ~」なんて。。
「どうせ渡邉が言っていることだろう!」みたいに流された感じでしたね(笑)
初めて働いた病院はどんな感じでしたか?
一番最初に働いた病院では獣医学の基本を学ばせてもらいました。
そこの院長は動物に対しても飼い主さんに対してもとても親身なんです。
ご自身が学んできたものを「動物達を治すこと」でしっかり還元していて、またその技術を包み隠さず惜しげもなく教えてくれるんです!
そんな先生と一番最初にお仕事出来るなんて幸せですね^^
本当にその通りです!
院長は何であんなに教えてくれるのか?って他の先生に聞いたことがあったんです。
そしたら「教えて取られてしまうような技術ならどうしようもない!」
「圧倒的なものじゃないと意味がない!」って仰っていたということなんです(笑)
モア・ペットクリニックの院名の由来を教えてください?
一番最初に働いた病院が由来みたいなものなんです。
その時に「モアイみたいな人が来た~」って皆に言われて!
それからモアイ君!モアイ君!って呼ばれてたんです(笑)
私の名前が「渡邉」ではなく「モアイ」になっていたんです。。。
本名が変わっちゃいましたね(笑)
いずれ開業する時は、絶対に「モアイ動物病院にしろ!」なんて、言われたりもして。
そしたら今よりも、もっともっと注目度の高い動物病院でしたね(笑)
それはそうでしょうけど、本当に院名が「モアイ動物病院」で、来院した患者さんに「は~い」って私が出て行ったらビックリするでしょうね(笑)
そんな愉快な動物病院があれば最高ですね!
ロゴもモアイにしろ!なんて言われてましたけど
それは流石にダメでしょって感じで(笑)
確かに!面白いですけど^^
そこで、モアイに近いモアにしたんです。
モアには「よりもっと」の意味もありますから。
なるほど。いい繋がりですね。
その時お世話になった業者の方達にも「院名」でいろいろ案を出して下さいって言ったら、「先生!それに敵うものはありませんよ(笑)」って言われるぐらいで。
今じゃモアイのフィギュアを持って来て下さる方もいらっしゃいます(笑)
納得です^^ 敵いませんね!
学生の時にどんなアルバイトをしていました?
電車が好きだったので近所の小田急線でバイトしていました。
4,5年ぐらいやっていましたね。
朝のラッシュで電車に押し込む人ですか?
そんなイメージだと思うんですが小田急さんは何でもさせてくれたんです。
朝のラッシュもそうですが、改札での対応、切符売り、それと放送もさせてくれましたね(笑)。
普通の駅員さん何ら変わらないんです。
大学のお友達もその駅を使っていたんですよね?
友達どころか皆さん使っていましたよ。
なので学校で知らない人からも声かけられましたね(笑)
駅員さんがいるんですもんね、学校に^^
そうです(笑)
「え?駅員が学校にいる!」
「なんで学食に駅員さんがいるの?」って言われていましたね。
その時の経験でこんなにお話がお上手なんでしょうね^^
自分はとても寡黙な人間だと思うのですが知り合いに言うと、「どの口が言ってんだよ~!」って言われますね(笑)
飼い主さんとのコミュニケーションで心掛けていることはありますか?
人それぞれ理解度は違うと思っています。
それは職業とか、またそのポジションとか、あとは性格とかですよね。
そうですね。
多少ちょっと強引なものであってもその人が一番本質を理解していただけるようなものを投げかけてあげます。
ただのお喋りではなく入ってき易いものをポイっと!例え話をしながら(笑)
この辺は大きい公園もありますね。
そこで飼い主さんとの交流はあったりしますか?
近所の篠崎公園にドックランがありますが、バーベキュー、新年会、忘年会などの時は呼んでいただいたりしています。
犬仲間だけの会があったり地域の方との触れ合う機会がたくさんあっていいですよ、ここは。
縁が縁を繋いでいる感じですね^^
動物病院はそんなものだと思っています。
開業当時はいろいろ広告を出しましたけど、結局、どなたかの紹介が一番でしたし今はそれが多くなりましたね。
一番大事じゃないかと思っています。
今は開業する前に思い描いていた通りですか?
当たり前ですが勤めていた時と違って、失敗してもうまくいっても自分の責任ですから。
今はいろんな意味で手ごたえは感じています(笑)
そうですね。立場が違いますからね。
以前は休みの時に出勤なんて正直嫌だなぁなんて思っていましたけど(笑)
今は周りにたくさん病院がある中「わざわざうちを選んで来ていただいている」と思えば「何とかしないといけない」って思いますね!
「うちしかないんだ!」っていう使命感はあります。
そんな先生を支えてくれているスタッフさんは何名ですか?
看護士が2名ですね。
良く一緒にご飯なんか食べにいかれます?
目の前がお世話になっている喫茶店なので、パンケーキやカフェを取って院内で食べます。
お茶なんかしてる時、一番気楽にコミュニケーションが取れますからね(笑)
院内がとてもフランクですね^^
ありがとうざいます(笑)
でも他の先生には「お前は凄く厳しくってなぁ~」なんて言われますよ。
犬を2頭飼っているスタッフがいますけど、その方には自由に病院に連れて来ていいよ~って言ってます。
特権ですね^^ いいですね。
仕事中は犬舎に入れといて、お茶の時間になれば出したりして。
トリミングも空いた時間に自由にやっちゃっていいんで(笑)
スタッフさんに望むことはありますか?
当然ですが飼い主さんとコミュニケーションがとれるかどうかです!
基本的に待合室では飼い主さんとのオペレーションはお任せですから。
先生への橋渡しですね。
そうですね。
待合室から診察室に入ってきて処置が終わってお薬を出してお会計をして帰る。
その間にどれだけお話しを聞けるかなんです。
診察室だけじゃないですからね。
そうです(笑)
ちょっとした時にポロっと飼い主さんの真実が出てくるんですよ。
真実ですか?
私が白衣来て構えているから中々言いづらいのかもしれませんが、例えば、「何も食べさせていないよ」って言っていたのに、「実はお父さんがたまにあげちゃうのよ~」
「そういえばあれ食べさせちゃって」みたいに話してくれるんです(笑)
それはあるかもしれませんね^^
私には言えないけどスタッフには言ってもらえることはたくさんありますから。
いかに聞きやすい環境を作ってお話ししてもらうか!がスキルなんでしょうね。
そんなスタッフさんを見ていると先生も嬉しいんじゃないですか?
そうですね。
お会計が終わっても暫くスタッフと飼い主さんが
楽しそうに話し込んでいるのを見ると「あぁ、こういうのいいなぁ」って思います。
見ていて嬉しくなっちゃいますね(笑)
とても大切な役割ですね!
本当にそうなんです。
第三者的な感じで寄り添ってもらえれば飼い主さんも安心されると思います。
飼い主さんが集まってくる病院になりますね^^
そうありたいですね。
また嬉しいことがあるんですが「うちの子ったら凄くここに来たがるのよ!」って
言って下さる飼い主さんもいるんですよ(笑)
「他は嫌がるのにここは喜んで入ってくるのよ~」って。
最高の褒め言葉ですね^^
散歩の途中で病院の前を通り掛かったらワンワン鳴いて私達を呼んでくれるんです。
そういうのを見ると本当に嬉しいですね(笑)
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2015月07月病院の情報
病院名 | モア・ペットクリニック |
院長名 | 渡邉 康人院長 |
住所 | 〒133-0055 東京都江戸川区西篠崎2-1-2 |
最寄り駅 | 都営新宿線 篠崎駅徒歩15分 |
電話番号 | 03-6231-8699 |
診療時間 | 午前9:00~12:00 午後16:00~19:00 |
休診日 | 木曜日 日曜日・祝日の午後 |
診療対象動物 | 犬・猫 |
その他 | 駐車場あり 3台 |
ホームページ | http://moa-pc.com/ |