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町屋動物病院 大川陽司院長にインタビュー


・初診料半額
※ この画面を印刷して医院までお持ちください。

最後までしっかり診てあげる!それだけです!

 

今、一緒に暮らしている動物はいますか?
犬1匹、猫2匹と暮らしています。
犬は前の病院に勤めていた時に、ある愛護団体さんから譲り受けたシーズーです。
あまり聞いたことがないと思うのですが、三味線になる寸前の犬だったんです。

 

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三味線ですか?
そうなんです。酷い話しですよね。
でも、そんなきっかけでうちに来て、もう長いですよ。
12、3年一緒にいますから。
猫は家内の友達が拾ってきて飼うことになった子と患者さんから引き取った子です。

 

小さい時から動物が近くにいたんですか?
富山の実家でも昔から猫を飼っていましたね。
まず捕まえることはしなかったんですが、ネズミが出るということで。

実家は八百屋をやっていましたから、商売柄ずっと猫がいた感じです(笑)
おじいさんが動物好きでしたからね。

 

ずっと獣医になろうと思っていたのですか?
それが違うんです。
元々、人と喋るのが得意ではなかったので物を作るのがいいなぁと思って(笑)
航空宇宙工学に進んで「ロケットを作りたい」という想いもあったりしました。

 

ロケットですか?
そうなんです。
当たり前ですがロケットは機械なので温か味がないんですよね(笑)
獣医の道に進もうと思ったのは、ちょっと遅くて高校2年になってからなんです。

 

大学での勉強はどうでした?
6年間の中でもちろん初めは基礎的なことが多かったのですが、外科の研究室に入ってからは楽しかったですね。
当時は大学病院の数自体がそんなになかったんです。
私がいた大学も私が4年の時に大学病院を作りましたから。

 

もっと古くからあると思っていました。
結構、まだ新しいんです。
その時はもちろんスタッフもいなかったので、研究室の人達が手伝っていましたね。

 

やりがいはありそうですね。
そうですね。
大変でしたが自分達で作っていくやりがいはありましたね。
重度の動物達が多かったこともあって、泊まり込みの看病もしていましたし。
手術する人はいるけど、その後を診れる人がいなかった感じですね。
初めからあるものをやっていたわけではないので楽しかったですよ。

 

初めての働いた病院はどうでしたか?
本当に大変でしたよ。
でも、動物達がだんだん元気になっていくのが嬉しいですから、凄まじく忙しかったのですが、とても充実していました。

 

凄まじくですか?
それこそ寝る時間もなかった感じでした。
大学の時の経験と初めて就職した病院の経験があるので、今は大変とは思わないですね(笑)

 

通りから院中が見える造りなんですね。
前の職場の先生のお兄さんが建築士なので設計をやってもらったんです。

 

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見えるような感じにしてくださいと?
そうです!
解放的にしていると診察室で何かあると、すぐに対応が出来ます。
自分の見える位置からいろんなところを見渡せるようにして欲しいとお願いをしたら、こんな素敵なものにしてくれました(笑)

 

一見、動物病院っぽくないですよね。
看板を出しているわけでもないですし、美容室に間違えられたりもするんです。
「今、近くにはいるんですが・・」と通り過ぎてしまって電話をくれる方もいます(笑)

 

趣味のゴルフは始めて長いんですか?
始めたのは5、6年前ですね。
病院が休みの水曜に息抜きで行っています。

 

ゴルフの魅力はなんですか?
カップにボールを入れることはもちろんですが、気の合う友達と緑の上を散歩するってことが気持ちいいんです。
シンプルですけど、そこですね(笑)
いい気晴らしになりますよ。

 

どのような病院を目指していますか?
今は、自分が診れなくなるとすぐに大学病院を紹介しますが、もちろん、それは選択肢としてはいいんですけど、今まで以上にいろいろなことを知って、しっかり振り分ける為に、ある程度のことが出来るようにしたいと思っています。
自分も子供が出来て思うようになりましたが、動物病院は小児科に近い部分があります。

 

小児科ですか?
そうです。
子供は熱があったり、体が痒かったりしても、まず小児科に連れていくんです。
小児科で手に負えないと専門病院を紹介されるんです。

 

似ていますね!
特にお年寄りは大学病院に通うのも大変ですから、この病院で、ある程度のことが出来るようになれば
助かる命も多いのではないかと思っています。

 

スタッフさんの自慢はありますか?
当たり前なんですが、うちのスタッフは患者さんに本当に優しいんです。
初め入ったスタッフがすごく気が利く人で、その人のやり方がうまくみんなに行きわたっている感じですね。
ガラス張りなので診察室からも見えますけど、頻繁に患者さんに声を掛けてくれていますよ。

 

信頼しきっていますね!
そうです。
それに看護士さんは動物が好きだけでは難しい。
一緒に働いてみないと分からない部分が多いのですが、”動物が好き”と”責任感”が必要だと思っています。

 

話さないと分からないことはたくさんありますね。
そこは飼い主さんも一緒です。
この飼い主さんはどこまで一生懸命やってくれるのかは、暫く話してみないと分からないですよね。
やはりコミュニケーションを何より大事に思っています。

 

尊敬している人は「前職の院長」ということですが。
前職の病院に入った時、院長は今の私と同じぐらいの年齢でしたけど、スタッフみんなと分け隔てなく、同じ仕事をしていましたね。

 

同じ仕事をですか?
普通、あれほど大きい病院で、それだけの年齢になると、仕事量は減ると思うのですが、院長の場合は仕事量が増えていましたから(笑)
威張ってないし、患者さんから見ても、それは分かるでしょうけど、そのままなんです!

 

その院長の言葉で今も大事にしている事はありますか?
ありますよ。
院長にいつも言われていましたけど、「最後までしっかり診てあげる」ということです。
今もずっとそれは心に留めている言葉ですね。

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2015月07月病院の情報

病院名 町屋動物病院
院長名 大川陽司 院長
住所 〒116-0001 東京都荒川区町屋8-5-15
最寄り駅 千代田線・京成線・都電荒川線 町屋駅 徒歩10分
電話番号 03-6458-2285
診療時間 午前9:00~12:30  午後16:00~19:00
休診日 水曜日
診療対象動物 犬・猫・その他小動物
その他 駐車場あり 2台
ホームページ http://www.machiya-ah.com/