かさなみ動物病院 笠次 良宣院長にインタビュー
・飼育相談
・健康チェック
・爪切り
・肛門腺絞り
・検便サービス
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その子が良くなれば、みんな繋がって幸せなんです!
小さい時はどんな動物を飼っていましたか?
小さい時にわんちゃんがいたぐらいです。
僕の記憶にはないのですが写真に一緒に映っていましたね。
中学生の時に親戚にいたわんちゃんが、行き場を失ったのでうちにやって来たんです。
物心ついてからの記憶はその子達ですね。
2匹の雑種で年も取っていたので、とてもフレンドリーないい子でしたよ(笑)
いきなり2匹のわんちゃんで賑やかでしたね(笑)
そうですね!
ずっと動物と暮らしたいという気持ちがあったので、来た時は本当に嬉しかったですね(笑)
元々いつか開業しようと思っていたんですか?
それはありましたね。
すでに開業していた先輩がいましたし、研究とか公務員とか企業とかではなく、臨床やる為に大学に行ったので迷わず動物病院の道に進みました。
迷わず真っ直ぐだったんですね!
そうですね。
ワクワクしていましたね(笑)
休みの度に病院に実習で行って短くても一週間ぐらいは行っていました。
卒業して実習にいった病院に3年間勤務しました。
そこから2年ぐらい別の病院に行ってまた1年して開業と言う感じですね。
病院の入口の大きい看板、可愛いですね(笑)
あれは先生が考えたんですか?
そうです(笑)
あれは僕がフリーハンドで書いたものなんです。
設計士さんが気に入ってくれて、「じゃ病院のマーク、これにしよう!」って感じで決まったんです。
行ってみたい国はカナダということですが、どこが魅力ですか?
自然が綺麗ですよね、カナダは(笑)
僕は自然が好きなんです。
「死ぬまで一度はカナダへ行きたい!」って言っていた親父が、この前おふくろと一緒にカナダに行きまして。
ご両親が先に?
僕は写真も貰っていないのに、電話で「カナダ良かったぁ!オーロラ良かったぁ!」なんて言われて。。
そんなこと言われたら妄想だけ膨みますよねぇ(笑)
だから行ってみたいですね、カナダ!
飼い主さんとの思い出深いエピソードはありますか?
思い出は沢山ありますけど、その中で一番印象に残っているのはパグ脳炎の若いわんちゃんですかね。
開業当時のことですか?
開業して4年ぐらいのことです。
その子は治療をしていたのですが段々反応に乏しくなり、自宅での療養をしていたんです。
その後、自宅で亡くなり連絡を頂いたので伺ったところ、ご家族の方が亡くなったその子をずっと抱っこしているんですよ。
「先生ね!亡くなっても可愛いのよ、この子」って。
その時ご家族の方に、「一生懸命治療してくれてお家まで返してくれてありがとう先生!」って言ってもらった時に、亡くなったけど、いい仕事って出来るんだなぁと思いましたね。
本当そうですね!
その病気に根本的な治療法はなく、やれることは少なかったんです。
なので大した治療はしてあげれなくて・・・
そうなんですか。
治してあげれなく一緒に寄り添ってあげることしか出来なかったのに、凄く感謝してもらえて嬉しかったですね(笑)
本当にただ一緒にいただけで、決して高い技術で治療したわけではないのですが、その時は、本当に獣医になって良かったなぁと思いました。
飼い主さんと信頼関係を築くにはどうしたら良いですか?
やはり、お話をよく聞いてあとは僕らが一生懸命やることではないでしょうか。
僕らの仕事はお話しを聞いただけでは信頼関係は築けないんです!
結果も出していかなければいけないんです。
そうですよね。
飼い主さんはただ良くなることを望んでますからね!
その子が良くなってくれればご家族も嬉しいですし、僕らも嬉しいしみんな繋がって幸せなんです(笑)
ご家族も、動物も、僕らも!みんなです。
みんな繋がっていますね。
連鎖していますね!
そうですね(笑)
その為には一つ欠けても駄目で、動物だけに一生懸命やっていても、もちろん飼い主さんにだけ一生懸命やっていても駄目なんです。
それはただの営業になりますから!
確かにその通りですね。
どんな人が獣医に合っていると思いますか?
人の気持ちをちゃんとわかる人ですね。
「こう思うからこうしなさい!」ではなく、「こういう風にしたらどうですか?」と気持ちを汲み取ってあげて、そこに「こう思うからこうしましょうか!」と言える人です。
スタッフさんにも言っていることなんですか?
そうですね。
「みんなが納得出来るようにしてあげる先生になりなさい」と、うちの勤務医の先生にはそう言っています。
それが分からないと「みんなが幸せ」になれない。
それでは意味がないんです。
これから動物を飼おうとしている人へメッセージをお願いします!
「家族」として迎えて欲しいですね。
自分の子供が生まれた時に近い感覚で病院にいらっしゃるご家族の方を見ると、本当に嬉しいです(笑)
不安いっぱいに駆け込んで来るような(笑)
そうですね(笑)
「ちょっとクシャミしちゃったから先生!これ大丈夫? 早く診てあげて」って、言われると嬉しくなりますよ(笑)
失礼ですけど、可愛いですよね!
そうなんですよ!
「先生!お願いだから大丈夫ですって言ってよぉ~(涙)」っていう感じなんでしょね。
その気持ちが本当に嬉しいです。
この子、可愛がってもらっているなぁって。
これからも可愛がってもらえるよ、良かったねって思いますよね(笑)
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犬猫を飼う前に!
保護犬、保護猫を家族に迎えるという選択肢を!
2015月07月病院の情報
病院名 | かさなみ動物病院 |
院長名 | 笠次 良宣院長 |
住所 | 〒343-0025 埼玉県越谷市大沢3-21-14 |
最寄り駅 | 東武線 北越谷駅 徒歩5分 |
電話番号 | 048-978-1511 |
診療時間 | (月・火・木・金・土)午前9:00~12:00 午後16:00~19:00 (水)午前は予約診療9:00~12:00/午後は休診 (日・祝)午前9:00~12:00/午後は予約診療16:00~19:00 |
診療対象動物 | 犬・猫・ウサギ・その他小動物 |
その他 | 食事・健康管理の相談/飼育・しつけの相談 駐車場あり 10台 |
ホームページ | http://kasanami-ah.com/ |