もとい動物病院 元井 宏行院長にインタビュー
・健康チェック
・爪切り
・肛門腺絞り
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病気を診るのではなく、まずはその子自身を診ます!
最初の開業は南砂だったんですか?
そうです。今とは違う場所なんですが南砂です。
私が代診していた病院が行徳にあって近くでは出来ませんから。
ある程度離れていて、でも何かあったら頼れる場所はどこかと探していたら、南砂に住んでいるトリマーさんに周辺の状況を聞いてそこに決めました。
南砂と目白の患者さんの違いはありますか?
そうですね。
土地柄で違いは感じますね。
初めて開業した南砂は、土地感のようなものも染みついていますから、やり易いということもあると思います。
なるほど!
南砂は下町っぽい感じもまだまだあるので猫と犬と飼い主の距離が近く、家族として可愛がっているように見えますね。
小さい時から動物が好きだったんですか?
そうですね。動物は小さい時から好きでしたね。
小学生の低学年の頃にMIXのわんちゃんを飼っていました。
3つ上の兄貴とよく散歩に連れて行ってました。
私が子供の頃といったらもう50年も前ですからね(笑)
当時とは飼い方もかなり違っていますよね?
そうです。今と違ってわんちゃんは、ほとんど放し飼いのような感じでした(笑)
ある日学校から帰って来たらその子が家の前の道路で亡くなっていたんです。
交通事故でした。
子供の僕には強烈な出来事でしたから、それも獣医になる一つのきっかけだったと思います。
そうですか。
当時は獣医という職業も普通だったんですか?
当時は獣医という職業も知りませんでした。
牛、馬を見ていた獣医さんが当たり前で、犬猫を見ていた先生はあまりいなかったと思います。
いつ頃ですか?獣医になろうと思ったのは!
獣医になろうと思ったのは中学生ぐらいからです。
北海道に行って大動物を見るのもいいかなと思っていたので、卒業してからすぐ小動物へ行きましたが最初は大動物でしたね。
家畜衛生教室の大動物の研究室でした。
卒業してからは?
大学を卒業して先輩がいた病院で3年間働いていました。
その当時は、見様見真似で覚えろ!というのが多かったと思います。
その病院の院長はとても熱心に勉強会にも行かれて、その間、何も出来ない私に一人で診察をさせてくれました。
愛情ですかね? ドキドキでしたね!
今でさえ話せますけどその当時は、本当に必死でやっていましたね(笑)
来院した患者さんを診て「確か、この子は・・」なんてカルテを引っ張り出して、院長が次の日に帰って来るまではと必死に診察していましたから!
今の先生からは想像もできないですね!
そういう意味では、いろいろやらせてもらって良かったと思っています。
そうですね。
そこで2年ぐらい経った時に、あと1年ぐらいしたら開業しようかなと思っていたんです。
何かきっかけはあるんですか?
はい!
「分からないということが分からない」って言えるようになったからなんです。
分からないということが分からないと!言えるようにですか!
明確になったということですか?
そうです。
治療に関してあやふやだったら、分からないのか分かっているのか言えないじゃないですか!
はっきりその境が分かったんです。
ここまでは出来る、ここまでは出来ないと、分かったので開業しようと思いました。
なるほど。飼い主さんにはどのように接していますか?
責めないことですね。
責めない!ですか?
そうです。
連れて来る飼い主さんは、もっと早く連れてくれば良かったとか、多少なりとも後ろめたさがあると思うんです。
確かに!そうですね。
診察して帰る時には、何か分からないことがあったり、何か変化があれば「まずは電話でいいから連絡頂戴!」と言っていますね。
「こんなこと聞いていいのかな?」なんて遠慮はいらないんです。
そんなこと言ってもらえるだけで安心しますね!
病気に関しては患者さんは素人なので、分からないことは分からないのですからそれでいいんですよ。
気軽にお電話を頂ければ!
もう少し早く連れて来てくれれば、良くなったろうという症例が多いんですよ。
人間と同じように早期発見、早期治療が一番ですからね。
そうですね!
動物は飼い主さんを不安にさせないように我慢するんです。
飼い主さんが気が付いてあげて「あれ、変だな!」と感じたら、遠慮せずに、すぐ連絡を頂ければ嬉しいんです(笑)
診察が終わったら必ずそれはお伝えしていますね。
こちらは話しやすい雰囲気の病院ですね!
スタッフさんもずっとニコニコして(笑)
いつも笑顔で優しく患者さんに接してもらっていますよ。
本当に有難いです。
それと、うちには看板犬の”ロディ”もいますし。
とても懐っこいでしょ! 誰の膝にもすぐに乗っちゃうんですよ(笑)
僕のわんちゃんというより、みんなのわんちゃんですね。
先生は診察する上で心掛けていることは何ですか?
とにかく、病気を診るのではなく、まず「その子自身」を診ます。
同じような症状で来ても、ただ単純に「こうだろう」と決めつけるのではなく、良くお話しを聞いて、「その子を診る」ということです。
なるほど。
そして飼い主さんがどこまで望んでいるのか、自宅でちゃんと薬をあげれるのか、何が出来るのかが大事だと思っています。
だからその子その子なんですね!
そうです。
その子その子に合わせた治療というものを心掛けています。
もちろん!その子が良くなるが一番ですし、あとは飼い主さんの笑顔が見れれば嬉しいですね(笑)
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2015月07月病院の情報
病院名 | もとい動物病院 |
院長名 | 元井 宏行院長 |
住所 | 〒161-0033 東京都新宿区下落合3-21-7 |
最寄り駅 | JR山手線 目白駅 徒歩8分 |
電話番号 | 03-3565-2213 |
診療時間 | (月)~(土)午前9:30~12:30 午後4:00~7:00 (日・祝祭日)午前9:30~12:30 午後2:30~5:00 |
休診日 | 年中無休 |
診療対象動物 | 犬・猫・うさぎ・ハムスター・小鳥・フェレット |
その他 | ペットホテル ※要予約 トリミング ※要予約 |
ホームページ | http://www.vet-motoi.com/ |
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