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住んでいるお家はペット可ですか?【猫】

ペットを飼ってもいい住宅かの確認せずに、飼ってしまうとあなた自身が退去させられてしまいます。
特に集合住宅は禁止されているところが多いですからしっかりとした確認をしてください。

飼育可能住宅でも、種類、頭数、大きさの制限などが決められています。
飼う前にしっかり確認してくださいね!

昨今、ペットとの暮らしは大きく変化してきています。
一昔前は、ペットを飼うなら庭付き一戸建て!の時代でした。
ところが、ペットの飼育率が増えるにつれ、ペットの暮らしは共同住宅であるマンションにも広がり、 現在では「ペット可の賃貸」も珍しいものではなくなってきています。

ペット共生型賃貸住宅とは?

その名の通り、「ペットと共に生きる」ために配慮された賃貸住宅です。
あらかじめペットと一緒に暮らすための設備が用意されており、ペットと暮らすために理想的な立地環境に 住宅が建っています。

—立地環境について—
通常の賃貸住宅は、駅から近ければ近いほど良い!と思われがちですが、それは必ずしも「ペットと共に生きる」 ためには重要ではなかったりします。
たとえば周辺に素敵なお散歩コースがあったり、大きな公園が近かったり、窓から外を見つめて過ごす猫ちゃんのために 自然豊かな環境で日当たりが良かったり。
多少駅から離れている方が、ペット達にとって嬉しい環境が充実していることが多いのです。
駅から近くても、アスファルトで舗装された人通りの多い細い道ばかりでお散歩するのは、味気ないですよね。

—設備について—
物件によって、それぞれさまざまな設備が施されています。それらの一例をご紹介しましょう。

【ペットのトイレスペース】
上段は通常の収納となっており、ペットのトイレ用品や、フードなどの日常的に使用するグッズを収納 できるようになっています。
下段はペットが落ち着けるように囲われたスペースとなっており、トイレを置いたり、ベッドやクレート を置くなど、用途は様々です。
匂いが気にならないように、換気扇や空気清浄器が周辺に設置されている物件も多くあります。

【ペットの足洗い場】
エントランス付近にある小さな水栓で、お散歩から帰ってきたペットの足を洗うことができます。
ドッグランで足の裏が真っ黒になって帰ってきても安心です。

【リードフック】
玄関付近や足洗い場付近に設置されていることが多く、ペットの足を洗うときや、飼い主さんが鍵の 施錠をする際などに一時的にペットを繋いでおくことができます。

■ ペット共生型賃貸住宅のメリット

ペットの飼育率が高い!
ペットを飼っている人がほとんどなので、友達も作りやすく、入居者同士も「ペット」という共通 の話題を通じてうちとけ易いのがポイントです。
周辺の動物病院やペットサロンについてなど、情報交換もしやすいですね。

入居者はみんなペット好き!
「ペット可」の物件は、あくまで「希望者はペットを飼育してもいいですよ」という物件。
ペットが苦手な入居者がいることもあり、住民トラブルになりやすかったりもしますが、「ペット共生型」 の物件はペットが苦手だったりアレルギーのある人は入居できないため、そういったリスクも低くなります。

大型犬や猫の飼育も可能!複数飼育も相談可。
「ペット可」の物件はたいてい「小型犬1匹まで」などの制限がつくことが多いけれど、「ペット共生型」 は大型犬や猫の飼育も相談可能。
一緒に暮らすペットも含めた皆様に快適にお住まいいただくために、ペットの制限はある程度させていただいて いますが、お部屋や飼育状況に応じてペットの種類や頭数に対応しています。

ペット飼育を前提にルールが整っているため、快適に生活ができる。
「ペット共生型だからなんでもアリ」ではなく、トラブル防止のためにはルールも必要になります。
また、ペット関係のトラブルやしつけの相談などについて、専門スタッフによるフォロー体制も整っています。

ペットとの暮らしが多様化するにつれ「ペット可」「ペット共生型」賃貸物件は数多くなってきましたが、 いまだにペット不可のマンションで無断飼育をしてしまい、トラブルになるケースも後を絶ちません。 トラブルの結果、犠牲になるのはたいてい一緒に暮らすペット達です。

ペットオーナーの皆様とその家族であるペット達が、安心して気持ちよく暮らしていくための社会作りの一環として、 「ペット共生型賃貸住宅」を提供していければと考えています。
(コメント ㈱アドバンスネット 喜山さん)